今回は、土地探しについて
お話をしたいと思います。
◆ 失敗から学ぶ土地探し
当社を訪れる方の中には、土地探しから始められる方も多くいらっしゃいます。
「良い土地」というのは、出てきたらすぐに売れてしまいますが、それでも何百万円何千万円とする高価なものであり、衝動的に買うわけにもいきませんよね。
先日、同じく住宅会社を営む方たちと共に勉強会に参加し、「土地購入でお客様が失敗した例」というのを聞いてきましたので、ご紹介いたします。
【 ケース1 】隣の空き地にマンションが建ってしまった
日差しの入る、明るい一戸建てを希望しており、南側に広い平面月極駐車場のある土地を購入。
吹き抜けのある広々とした家を建築。
数年後、駐車場の場所にマンションが建ってしまい、家は薄暗い印象の家に。
広い駐車場や農地などは、いずれマンションが建ってしまったりする可能性も見込む必要があるかもしれません。
【 ケース2 】 角地で便利だが、ゴミの問題があった
数十メートルで幹線道路に出られる便利な立地の角地を一目ぼれで購入。
好立地な割に割安な土地だったが、工事を始めたのちに、目の前がゴミ集積所であったことに気づく。
家が建ち実際に住み始めると、カラスなどによってゴミ袋が荒らされたり、ゴミ収集日にニオイが気になったりした。
自宅前であるため、ゴミの日に毎回掃除をすることになった。
土地を購入する際は、ゴミ集積所の場所も確認しておきましょう。
【 ケース3 】日当たりを考えて家作りをしたのに、夏がとても暑くなってしまった
学校や駅も程近い利便性のよい土地を購入。
土地の形が旗竿状になった旗竿地で安く買うことができたものの、周りが家に囲まれているので1階は暗くなることが予想された。
そこでキッチンやリビングを2階に配置し、トップライト(天窓)をたくさん設けた。
明るさは確保できたものの、夏の2階の暑さに悩まされることに。
トップライト(天窓)を作る際は、太陽光が過度に入ってこないか予測しましょう。
【 ケース4】風の強い日に砂埃が飛んできて洗濯物が干せない
子どもの通学に便利がよいところを探していて、小中学校が近い土地を購入。
しかしこれがあだとなり、風の強い日は校庭の砂埃が飛んでくるため洗濯物を外に干せない。
天気がよくても洗濯物は室内干しとなり、また布団はクリーニングに出すようになり、意外な出費がかさむことに。
子育て世代に学校の近の土地は人気ですが、近すぎると騒音や砂ぼこりも被ることになります。
【 ケース5 】日中の"抜け道"に面した土地のため、子どもを庭で遊ばせられない
子どもをのびのびと遊ばせたいと考え、公園に近く庭も広く取れる土地を購入。
しかし、土地の目の前にある道路は、日中いわゆる"抜け道"となっていて、ことのほか車の往来が激しいことが発覚。
子供が公園に行きたがるときも、庭で遊びたがる際にも、道路に飛び出したら危ないので目が離せない。
家に面した道路の交通量は、時間帯によって変わる場合があるので、特に子供が小さいうちは日中の交通量を調べましょう。
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以上、土地探しの失敗例をご紹介しました。
土地は高価なものなので、失敗したからと言って簡単に買い換えられるものではないですよね。
私たちは土地を購入される場合には、ちゃんと細かな下調べを行った上でお客様とご相談させていただいています。
]]>今回は「災害時の備え」について、考えたいと思います。
◆ 災害時の備え
災害が起きたときにすぐ避難が出来るよう、日ごろから「持ち出し品」を用意しておく必要があります。
用意する「持ち出し品」には2種類あり、避難時に最低限必要なものをまとめた「一次持ち出し品」と、災害後の生活を支える「二次持ち出し品」に分けられます。
「一次持ち出し品」は、非常持ち出し袋にいれておき、非常時に持ち出しやすい場所に置いておくことが大切です。
大人2人×1日分として、以下をご参考に。
<食料・飲料>
・飲料水(500ml×8~10本)
・非常食(乾パンやレトルト、ゼリー状の食品など2箱程度)
<停電時用>
・懐中電灯(予備電池含め2個)
・ろうそく(2本+マッチ・ライター×2つ)
・携帯ラジオ(手巻き充電式が望ましい)
<医薬品>
・救急セット(常備薬、三角巾、包帯、ガーゼ、脱脂、ばんそうこう、ハサミ、ピンセット、消毒薬、整腸剤、持病のある方はそのための薬(薬品名のメモも))
救急ボックスなどのセットで売っているものが便利です!
<生活・衛生用品>
・簡易トイレ(コンパクトで携帯できるもの)
・歯ブラシ(歯磨きシートもあり)
・レジャーシート(1人あたり1畳分程度)
・タオル(4枚~、多めが◎)
・ポリ袋(大きめを10枚程度)
・トイレットペーパー
(1ロール、水に溶けるため、ティッシュより使いやすい)
・ウエットティッシュ(2個~)
・簡易食器セット(家族分)
・赤ちゃん 子供用品(液体ミルクなど)
・生理用品(必要に応じて)
<貴重品>
・現金(硬貨も)
・身分証明書、保険証、住民票のコピー
・預貯金通帳、印鑑
・権利書、各種カードなど
<避難・救助用品>
・笛、コンパス、ナイフ、ロープ(7m以上)
・シャベル、バール、ノコギリ、
ハンマー等の工具(小型のアウトドアグッズが持ち運びに便利)
「持ち出し袋」として使う収納バッグは、両手があくリュックサックがおすすめです!
「二次持ち出し品」には、「一次持ち出し品」に加え、+αの飲料や食料、衣料品、生活用品を準備しておくと良いですね。
生活用品は、卓上コンロ+ガスボンベをはじめ、アウトドアやキャンプを思い浮かべるとイメージしやすいかもしれません。
私たちの家づくりでは、当然「災害に強い家・安全を確保しやすい間取り」といったことにもこだわっていますが、こういった避難をするときに「持ち出し品(特に一次持ち出し品)」を常々どこに確保しておくか、といったところにまで注意を払い、お客様と一緒に間取りを考えています。
]]>本日はダイニングについてお話ししたいと思います。
◆ ダイニングについて
突然ですが、家具にこだわりはありますか?
ウッド基調な家具、好きなブランド、モノトーンな色の家具
など、こだわりがあるかと思います。
家具選びはとても楽しい作業です!
特に新しく家を建てるときは、気合いが入りますよね!
なかでもダイニングテーブルは別格の存在。
毎日の食事だけでなく、友人を招いたパーティーで囲んだりちょっとした書き物に使ったり、、、。
その家の中心として機能するだけに、より一層慎重になります。
「ナラのムク板がいい?」
「メープルを使った北欧風デザインも捨てがたい!」
など、本当に悩みはつきませんよね。
でもちょっと待ってください!!
デザインばかり考えていますが、大きさは大丈夫でしょうか?
ダイニングルームは、住宅の中で1番人が集まる場所です。
それだけに、テーブルの周りには人が動けるだけの空間が十分に確保されていなければなりません。
どのようなテーブルをどのように置くつもりかで、ダイニングルームの設計は大きく変わっていきます。
卓の高さや座の高さにもいろいろな種類があります。
座の高さの例はカウンター席やダイニングテーブル。
卓の高さの例は座卓と掘りごたつ。
ところが、卓の高さと座の高さの相対的な差はどんな高さの卓であろうとほぼ一定です。
この差を「差卓」といいます。
差卓は体格によっても微妙に異なります。
また和食か洋食か(箸かナイフ・フォークか)によっても微妙に異なります。
ただ、専門料理店でもない限り、差尺は270mm前後と覚えておけば良いでしょう。
ダイニングテーブルを置く場所を設計の時から決めておき、壁を出してしまってもいいですね!
左右対称で壁を出すとバランスよく見えますし、片側だけの壁を出しても個性的で◎。
と、いうわけでダイニングの設計は、テーブル廻りの前後左右、そして上下の寸法を確保する必要があるのです。
]]>みなさん、大掃除はおわりましたか?
今回は、キッチン収納についてお話をしたいと思います。
家中には日常でよく使われる、調味料や菜箸などの調理道具。
ある場面でしか使わないミキサーやフードプロセッサーなどの調理器具。
季節ごとによく使われる土鍋や流しそうめん機などの季節物。
モノにはいろいろな役割や使用するタイミングがあると思います。
それらをどうやって片付けるのか、、、。
収納の上手な方は綺麗に片付けられていると思います。
ですが苦手な方もいらっしゃるでしょう。
キッチン収納のコツを今回はお話ししたいと思います。
◆ キッチン収納のコツ
まずは、キッチンにあるものを全て把握しましょう!
長年使っていなくて埃をかぶっているお鍋やお皿が収納棚の奥にあるかも知れません。
次に冷蔵庫の中を覗いてみましょう。
気づかないうちに同じ調味料が封を開けられて使われているかもしれません。
どこに何があるのかをまずは把握してみてください。
そして、実際に順位付けしてみましょう!
今回は3つの種類に分けてみます。
①常に使っているもの(調味料、菜箸などの調理器具など)
②毎日ではないけどけど、たまに使うモノ(ミキサーやフードプロセッサーなど)
③あまり使わず季節ごとなどによく使われるモノ(土鍋や流しそうめん機など)
大まかですが上記3つに分けたとします。
①の常に使う調理器具や調味料は、よく使う場所の近くに置くといいですね。
調味料でしたら調理スペースやコンロ付近に調味料ラックを作ってみたり、収納棚に片付けるのであれば1番手前など取りやすい位置に置くと使う際に取り出しやすいかと思います。
調理器具(おたま、フライ返し、トングなど)は換気扇のふちに、磁石付きフックをつけてつるしてみるとキッチンがすっきりして見え、実際に調理する同線がきれいに保てます。
②のたまに使うモノは①の日常で使うモノの近くに置いていても良いかも知れませんね。
ただ、日常で使うモノを取り出す際に邪魔にならないようにすると毎日の調理もスムーズになるのかなと思います。
ただ、厄介なのが③のたまに使う季節ものの調理器具。
これは1番使わない棚の奥や端っこに置いておく。
これが1番ですね!
このようにみなさんのキッチンでも、使いやすい仕様になった収納方法をされていると思います。
その中に各調理道具などの優先順位を取り入れると、より良い収納ができるのではないでしょうか。
もしよかったら取り入れてみてください。
]]>雨が降った時にどうしても外に出かけないといけない。
そんな時、みなさんはどうしますか・・・?
そうです、傘を差しますよね。
ではなぜ傘をさすのかというと・・・
それは服やかばんを濡らしたくないからですよね。
何を当たり前の事を言っているんだ、という声が聞こえてきそうなのでそろそろ本題に入ります。
◆ 屋根について
人でいう「傘」は家に置き換えると「屋根」になります。
建物になぜ屋根がついているかというと、それは人と同じで外壁などを濡れにくくし、家が傷みにくくするためですね。
軒の出の深い屋根は、大きな傘をさしているのと同じですから濡れにくくなります。
ただ、人によっては大きな傘は邪魔くさい!と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は防水性の高い材料を選びましょう。
いずれにせよ、降る雨は下に流れるのでその流れに逆らわないような屋根のデザインが必要になってきます。
軒を長くして、軒下にバルコニーを付けるのも魅力的ですね。
その際に、『長い軒下のせいで室内が暗くなってしまう』という悩みに直面したら軒の上にトップライトをつけ、室内に明るさを入れることで解決できます。
いっそのこと、垂れ流しにすることもいいですね!!
一般的にはドレンに集水し、竪樋を通し排水していきますが場合によってはバルコニーの先端から垂れ流ししてしまうほうがむしろ簡単だし安全かもしれないですね。
軒下の長さや屋根の形を変えるだけで、自分が創りたい暮らしのカタチに変幻自在となると家づくりもワクワクすることがたくさんあります。
自分のライフプランに合わせて屋根の形を変えてみるのもいいですね!
]]>家を建てる際に行う代表的な儀式
「地鎮祭(じちんさい)」や「上棟式(じょうとうしき)」。
聞いたことはあるものの、
どのような目的で何をするのか知らない方も
多いのではないでしょうか。
今回は、【地鎮祭】の歴史や詳細についてのお話です。
◆ 地鎮祭とは
地鎮祭はその名の通り、
「地を鎮める、落ち着かせる」という意味。
また、「とこしずめのまつり」と読む場合もあります。
土木工事を行う際や建物を建てる際、
工事中の安全や建築物が
末永く建っていることを願う儀式ですね。
土地の守り神である産土大神、
地を守護する神である大地主大神、
土を守護する神である埴山姫大神をまつります。
◆ 地鎮祭の歴史
その地鎮祭の歴史はとても古く、
弥生時代の高床式建物の柱から、
勾玉が出土した記録があります。
また、『日本書紀』に西暦690年に
藤原京を鎮め祭らせたという記述があります。
そんなに古くからの記録にあるとは驚きですね。
その藤原京などの歴史的建造物からは、
古代での地鎮祭で捧げられてきた品が数多く発掘されています。
当時はお金やガラス玉、金箔、水晶などの
貴重品が捧げられていました。
これらは土器に入れられ、
敷地の中央や四隅に掘った小さな穴に埋められました。
また、稲や麦、大豆など穀物も供えられていたようです。
現在の建築儀礼として広く普及していったのは、
江戸時代後半のことです。
江戸時代後半には民家の建築技術が向上し、
一般の庶民も家へのこだわりを持ち始めるようになりました。
家の方角や間取りが家族の吉凶を左右するという
「家相」の考え方が人々に広まるなど、
人々の家への関心が高まるとともに地鎮祭は定着し、
広まっていきました。
◆ 地鎮祭の内容
地鎮祭の祭場は一般的に土地の中央を使用します。
清浄な場所を示すための
斎竹(いみだけ、葉のついた青竹)を四隅に立て、
注連縄(しめなわ)を張ります。
その中央に神籬(ひもろぎ、榊に麻と紙垂をつけたもの)を立て、
そこに神様をお呼びします。
祭儀は、修祓(しゅばつ)
降神(こうしん、神さまをお招きする)
献饌(けんせん、神饌(しんせん)を供える)
祝詞奏上・散供(さんく)・地鎮行事(じちんぎょうじ)
玉串拝礼・撤饌(てっせん、神饌を下げる)
昇神(しょうしん、神さまをお送りする)というのが一般的です。
地鎮祭の歴史は長く、
日本人の自然や土地の神への深い信仰心が現れている儀式なのです。
まだまだ暑い日が続きますね。
こまめに水分補給をするなどし、
暑い夏を乗り切りましょうね!!!
今回は、「お家の防犯対策」について。
というのも最近、泥棒の被害にあったという話を
聞いたため、具体的な対策をご紹介したいと思います。
◆ 照明とタイマーの活用
まずは、照明とタイマーの活用についてご紹介します。
明るい照明は不審者を寄せ付けにくいです。
家の周囲や玄関、庭などにセンサーライトを設置することで、
不審者の侵入を防ぐことができます。
また、外出時にはタイマースイッチを活用し、定期的に照明を点灯させることで、
在宅しているような印象を与え、家の防犯効果を高めることができます。
◆ 鍵とドアのセキュリティ強化
次に、鍵とドアのセキュリティ強化について。
まずは、頑丈な鍵の取り付けが重要です。
特に玄関や裏口など、侵入しやすい箇所には防犯性の高い鍵を選ぶことをお勧めします。
また、ドアや窓の補強には、防犯フィルムや補助錠の取り付けなども効果的です。
これらの対策により、不審者からの侵入を防止することができます。
◆ 監視カメラとセキュリティシステム
さらに、監視カメラとセキュリティシステムの活用。
近年では、高性能な監視カメラやセキュリティシステムが普及してきました。
家の周囲や重要な出入り口に監視カメラを設置することで、
24時間体制での監視を行うことができます。
また、セキュリティシステムにはセンサーやアラームなどが組み合わされており、
不審な動きがあった場合には自動的に警戒を促すことができます。
◆ 近隣との協力と防犯活動の参加
最後に、近隣との協力と防犯活動の参加についてご紹介します。
地域の防犯活動に参加することで、より安全な環境を築くことができます。
例えば、ご近所との連携を図り、不審な人物や出来事について情報を共有することで、
犯罪の予防に繋がります。
また、地域の防犯パトロールや防犯訓練などにも積極的に参加し、
共に防犯意識を高めることも大切です。
これらの対策を組み合わせ、
より安全な居住環境を実現しましょう。
弊社ではこの他にも様々な防犯対策のご提案や導入支援も行っております。
安心して快適な住まいづくりをサポートするために、
いつでもお気軽にご相談ください。
みなさんは、家を建てる際、重視したいことは何ですか?
デザイン? 性能? 価格? 住み心地?
最近では、「 住み心地 」が高まってきているように思います。
そこで今回は、「 住み心地 」についてのお話です。
「 住み心地 」と一言でいっても色々ですよね!
.............................................
・生活動線が考えられている
・豊富な収納
・ライフスタイルの変化に対応できる
・好きなデザイン
・快適な屋内環境 など
.............................................
今回は屋内環境を快適にする方法について考えたいと思います。
◆ 屋内環境を快適にする方法
どんなに見た目のきれいな建材や設備を使っても、
夏に暑く冬に寒い環境では、住みやすい家とは言えませんよね。
暑さ寒さ、湿気や乾燥などを防ぐ、
快適な環境を作る一つの要素が・・・・・
\ 断熱性能 /
断熱とは字のごとく、「熱を断つ」という意味があります。
断熱性能の低い住宅では、
夏は外の熱気が家の中に侵入し、冷房の効きが悪く、
冬は暖房で暖めた空気が壁や窓などの開口部から外に逃げるため、
「夏は暑く、冬は寒い住宅」になってしまいます。
断熱性能を高めることによって、
外気が建物内に侵入するのを防ぐため、
少しの冷暖房エネルギーで快適な室内温度に
保つことができるようになります。
また、外気の影響を受けにくいということは、
窓際や廊下などとの温度差が少なくなり、
家の中の移動が寒くて辛いといったことも減ります。
冬に多い、ヒートショック対策にも有効です。
その他にも、断熱性能を高めることのメリットは、
.............................................
・冷暖房費の節約
・健康維持
・家が長持ちする
.............................................
など多くの効果が期待できます。
次に断熱性能を高める施工方法をご紹介します。
断熱性能を高める工法は、大きく2つに分類されます。
それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
◆充填断熱工法
⇒ 躯体(壁)の中に断熱材を充填する断熱工法
メリット:経年劣化しにくく耐熱性能が安定している。
外張断熱工法と比べ、同じ性能なら安価。
デメリット:施工の際に注意が必要。
構造物や断熱材の触れる部分に隙間ができ
断熱効果が下がる場合がある。
◆外張断熱工法
⇒ 躯体(壁)の外側に断熱材を張る断熱工法
メリット:施工後の確認が容易。
躯体の外側で断熱材が途切れることなく連続するので、
熱欠損が無い。
躯体の内側が空洞になるため、配線を隠すことが可能。
デメリット:建築費が比較的高価になる。
経年劣化しやすい。
断熱性能を高める方法や素材により、メリット・デメリットは異なります。
これらの特徴などを踏まえて自分の家に合った方法を検討しましょう。
今年はコロナのハードルも下がり
多くの人が出かけられたとニュースでもやってましたね!
そんな疲れも落ち着き、そろそろ家づくりの事を考えようか、と思っている方も多いのでは?
今からスタートの方、もしくは、家づくりの迷宮に入ってしまっている方(笑)に是非読んでいただきたいです!
◆ 今さら聞けない!家づくりのはじめ方
.............................................................
家づくりって、最初に何から決めるべきだと思いますか?
どんな家にするか?土地探しからか?資金計画からか?
皆様それぞれの思いがあるのではないでしょうか?
その答えは・・・・
・・・・・・・・・
まずは、資金計画です!
家は一生で一番大きな買い物です。
皆様が買い物をされる時に財布や口座にいくら入っているか気にしないで買い物をすることってありますか?
実は、自分に合っていない住宅ローンを組んでしまったが為に住宅ローンを支払えずに家を手放してしまうお客様が年間数千件いらっしゃいます。
幸せになる為の家づくりが、不幸せになるなんて.....
ありえません!!!!!
まずは、どんな家か、どんな土地かはイメージだけしておいて、その後、資金計画をきちんとしてから、詳細を決めていくことをお勧めします。
実際、資金計画のメインは、住宅ローン選びです。
住宅ローン選びは大変です。
何故なら、住宅ローンの種類は5000種類以上あるからです。
次に決めるのは、土地!
と思われる方が多いかと思いますが、次に決めるのは、プランなんです。
土地も無いのにプラン?って思われるかもしれませんが皆さん、家づくりのきっかけを思い出してください。
この地域に住みたい!ではなく、
子供が大きくなってきたから、理想の空間に住みたい!など
家に対することがきっかけではないでしょうか。
土地を先に決めてしまうと、土地に合わせたプランや予算になってしまいます。
自分たちの住みたい家に合わせて土地を探した方が土地探しで後悔したり、失敗したりすることが少なくなります。
ちなみにプランは詳細でなく、ある程度で大丈夫です。
つまり、
資金計画→プラン→土地 で進める事がおすすめです。
これからの方は、参考にしていただき、迷宮入りになっている方は一度、見直してみてくださいね。
弊社では、資金計画相談会を随時行っておりますので、お気軽にご相談ください。
]]>湿気が家へ与える影響はたくさんあります。
例えば、湿気は結露を生み、カビの発生や腐朽菌の繁殖へ繋がります。
さらに、その影響でダニの繁殖やシロアリの発生などの被害も起こります。
もちろん身体への影響(倦怠感・熱中症になりやすくなる・アレルギー疾患の悪化など)にも湿気は大きく関わっています。
今回は、湿気に備えた家づくりのポイントについてお伝えします!
◆ 適切な換気システムの導入
.............................................
人が暮らすのに快適な湿度は、夏場は55%~65%、冬場は45%~60%が目安と言われています。
湿気がたまりやすい場所には、換気システムを設置し、常に新鮮な空気を取り入れるようにすると効果的です。
特に、浴室やキッチン、トイレなどの湿気がたまりやすい場所は、換気扇や排気口などを設置することで湿気を迅速に排出することが重要です。
ただし、雨が降っている時は外の湿度が高い場合が多いので、窓を開けると逆に外の湿気を家に取り込んでしまい逆効果となってしまいます。
エアコンの除湿機能や除湿器を使って湿度を下げましょう。
◆ 適切な断熱材の選定
.............................................
湿気がたまると、壁や床、天井などの内部に結露が発生し、カビの原因となります。
そのため、断熱材を適切に選定し、断熱効果を高めることで、結露を防ぐことが重要です。
◆ 適切な床下の対策
.............................................
床下は、湿気がたまりやすく、湿気が家の内部に伝わってしまうことがあります。
そのため、床下には適切な断熱材を敷くことで、家の内部に湿気が伝わるのを防ぐことができます。
◆ 適切な建材の選定
.............................................
建材の種類によっては、湿気に強くないものがあります。
建材を選定する際は、湿気に強く、通気性が高く、カビが発生しにくい素材を選ぶことが重要です。
◆ 適切な室内環境の維持
.............................................
湿気を防ぐためには、家の内部に十分な空気の流れを作り出し、適切な湿度を保つことが大切です。
また、家の内部に湿気を発生させる原因を適切に管理することも重要です。
例えば、シャワーを浴びた後は換気扇を回すことを忘れず、水分を取り除くようにしましょう。
毎日使用する布団はお天気の良い日は天日干し、雨の日には布団乾燥機を使用するなどして湿気対策を徹底しましょう。
以上が、湿気に備えた家づくりのポイントとなります。
湿気の多い梅雨。
住宅にはもちろん、体にも悪影響を及ぼしがちです。
心身ともに健康で過ごすためにも、住宅の温度や湿度をコントロールする必要があります。
新築住宅を建てる際は、間取りやデザインだけでなく湿気対策も意識してみてくださいね。
]]>それが楽しさでもありますが、
大変でもありますよね。
家づくりの中で、多くの方が悩まれるのは、
" 色決め "ではないでしょうか。
部屋の印象を大きく左右する、床や壁の色。
サンプルや事例を見ても
全体的なイメージがわからず、
迷われる方は多くいらっしゃいます。
理想の家づくりをするためには、
まずどんなテーマ・イメージにしたいのかを
決めることが大切です。
< 主なお部屋イメージの例 >
〇 ナチュラルスタイル
自然の風合いを活かし、
部屋全体を白やベージュを基調とした
明るめのコーディネート
〇 モダンスタイル
まるでホテルの一室のような
落ち着きのある洗練された空間。
モノトーンで統一し、
インテリアもシンプルなもので
構成することが多いコーディネート
〇 カジュアルスタイル
アクセントとなる
明るいカラーを組み合わせ、
流行や好きなものを取り入れていく
ラフな雰囲気なコーディネート
上記のスタイル以外にも、
様々な種類がありますので、好みのスタイルを探してみてください!
次に!
作りたい部屋のイメージを決めたら、
ベースカラーを選択していきます。
ベースカラーとは、壁や床といった大きな面積を占めるものの色のことです。
リビングダイニングや水まわり、
寝室など、空間の役割によって
カラーコーディネートの考え方は変わります。
お掃除のしやすさなども配慮しながら、
色を検討していきましょう。
■リビングダイニング
ホワイトやベージュなど明るい色は
空間を広く見せる効果があるなど、
色にはさまざまな印象があります。
トーンによっても
与えるイメージが異なるため、
それぞれの印象を知っておくことも
大切です。
■洗面台・水回り
ホワイト系、上品な雰囲気に見える
グレーやブラウン系、
ナチュラルな雰囲気になる木目調などが
よく使われています。
寒色系の色味は寒さを連想してしまうため、
避けられる方が多いです。
■子供部屋
子供のものはカラフルなものが多く、
色数が多いと
それだけでごちゃついて見えるため、
シンプルな色合いに差し色を加えることで
おしゃれな子供部屋になります。
■寝室
寝室は1日の疲れを取る、
リラックスできる空間にしたいもの。
刺激が強いカラーは
眠りを妨げる恐れがあるため、
穏やかなカラーや
落ち着きのある暗めのカラーで
統一させることがポイントです。
刺激が強いカラーが好きな方は
小物をアクセントとして使うなど、
上手に取り入れましょう。
以上、お部屋のイメージ・ベースカラーをお伝えしましたが、お部屋の空間づくりはインテリや小物・照明など、こだわるポイントは多岐に渡るため、自分たちのお気に入りのトータルコーディネートを楽しみながら見つけていきましょう。
今回は、
住宅ローンと信用情報について
お話をしたいと思います。
▶ 住宅ローンと信用情報
住宅を購入する際、多くの方が住宅ローンを利用しますが、誰にでも、いくらでもお金を貸してくれるわけではありません。
この人には住宅購入資金を貸してもよいのか、いくらまでなら貸してもよいのか、といったことを「保証会社」が「審査」を行います。
そのポイントとしては、
✔滞りなく、完済できるか
✔万が一返済できなくなった場合、
不動産(家+土地)を競売にかけて
残りを返済できるか
の大きく2点です。
そのために、まずは借りる人の情報が見られます。
✔借入希望金額や返済期間が
年収に対して過大でないか
✔年齢、家族構成
✔勤務先、勤続年数、業種、企業規模
✔貯蓄状況、他社での借り入れ状況
などです。
もし自分が見ず知らずの人にお金を貸すとしたら、こういった情報は知っておきたいですよね...。
また、不動産に関しては、借入金額に対して、不動産の価格が著しく低いと判断されると、上限金額が制限されることがあります。
そして、保証会社が住宅ローンの審査をする時には、必ず信用情報を確認します。
信用情報とは、クレジットやローンを利用したことのある人が、
✔ 過去、現在にどんな内容のクレジットや
ローンを利用しているか
✔ 現在どれくらいの債務があるか
✔ 期日どおりに返済してきたか
(延滞などがないか)
といった情報です。
信用情報は個人信用情報機関に一定期間管理されていて、保証会社はこれらの機関に記録されている信用情報を見て、「過剰なローン債務が無いか」「過去の良くない情報が記録されていないか」を確認しています。
引っ掛かってしまいやすい信用情報もあるので、注意が必要です。
【 携帯電話の割賦払い 】
携帯電話の請求は端末を一括購入していない場合、電話料金+本体端末の割賦支払いとなっています。
そのため、うっかり口座の残高不足などで、携帯代が引き落としされなかった場合、信用情報には延滞として記録されてしまいます。
【 公共料金 】
最近は、公共料金のクレジットカード払いが増えてきました。
ただ、同じ公共料金の引き落としでも、口座引き落としの場合と違い、クレジットカードを利用していて延滞すると、信用情報には延滞が記録されてしまいます。
【 クレジットカードの複数利用 】
クレジットカードにはキャッシング枠がついています。
実際にキャッシングを利用していなくても、契約内容として信用情報には載っており、極端に複数あると、「いつでもたくさんのお金を借りることが出来る状況」と見られることがあります。
1枚あたりの枠は少額でも、全部合わせたときに極端に総額が大きいと、希望金額まで借りられない、という可能性もあり得ます。
これら信用情報は、たった1度でも延滞してしまうとダメ、いうわけではなく、良くない信用情報も、『完済から○年経過』などの一定の条件を満たせば消えます。
保証会社と金融機関が見ているのは
「返済を軽く見ている延滞常習者ではないか」という点です。
なお、結婚前後で氏名や住所が変わっても、信用情報は載っています。
もし審査に通るか不安がある場合には、早めに自分の信用情報をチェックするなど、できる対策を行いましょう。
]]>今回は、当社へお越しいただいたお客様から
相談を頂いた際のお話です。
▶ 今買うのと3年間頭金を貯めるのと、どっちがお得?
お客様:「今は賃貸に住んでいるので、3年くらい頭金を貯めてから建てようと思ってる」
当社:「ちょっと待ってください!もしかしてそれって損していませんか?」
3年間では、
6万円×12か月×3年=約220万円
ものお金を払っていることになります。
毎月6万円のお金を家賃として支払うのであれば、
毎月6万円の住宅ローン返済をするのと同じことではないでしょうか?
3年間で220万円分の住宅ローンを返済したことになります。
大事なのは、住宅ローンの返済として220万円支払えば、
その分残債が220万円分減るということなのです。
10年間支払えば6万円×12か月×10年=720万円、
30年間支払えば6万円×12か月×30年=2160万円分の住宅ローンを返済したことになるのです!
そして最終的に住宅ローンの残債が0円になれば、
当然それ以降の返済(支払い)は無くなり、お家はあなた自身のものになります。
一方、家賃で支払った220万円分は、ご自身のために使われるわけではなく、
そのお部屋(お家)もあなた自身のものになることもありません。
10年間であれば720万円...
30年間であれば2160万円の家賃は「ただ支払うだけ」なのです。
そう考えると、頭金を貯めて住宅購入をするより、
早いうちに住宅ローンを組み、
早くから住みながら返済を始める方がお得だとも考えられないでしょうか。
特に、現在は超低金利の時代と言われています。
返済時に必要となる利子の金額は、
過去に今より高金利だった時代よりも圧倒的に安く済みます。
例えば、2000万円借りた時に、金利が1%違うと、
返済額が400~500万円変わることもあります。
2%の違いでは1000万円にもなることだってあります。
ただもちろん、お家の建て時は、金銭面でお得な時だけとも限りません。
当社では、お客様のライフプランにおいて適切な資金計画の
ご相談を個別でお受けしております。
実績のある住まいのプロが住宅ローンや資金計画の悩みを
解消致しますので、お気軽にお問合せ下さいね。
来週から雪の予報が出ていますね...☃️❄️
みなさんは冬の寒さ対策どうされていますか?
エアコン?ヒーター?床暖房?
今回は、【床暖房の必要性】についてお話をしたいと思います。
当社を訪れる方にも「床暖房」というワードは聞いたことはあるけど、
実際必要?エアコンやヒーターで充分なのでは?と思われる方は多いようです。
新築を建てる・リフォームをする際に、
わからないことをわからないままにせず、
メリットとデメリットを知ったうえで決断した方が後々後悔しませんよね!
床暖房とは
床から直接伝わる熱(伝道熱)と床から部屋全体に広がる熱(ふく射熱)の
組み合わせで足元から暖めることができる暖房方法のことです。
床暖房のメリット
✔足元から効率的にまんべんなく部屋を温めることができる。
✔暖房器具自体が床下に隠れていて場所をとることもないため、 部屋を広く使える。
✔火を使わない暖房なので安全。
✔水蒸気の発生がないため結露が起こらずカビやダニの発生につながりにくい。
✔エアコンのように風がないので、ホコリやチリを舞いあげてしまう心配がない。
✔空気や肌が乾燥しにくい。
お子様がいらっしゃる家庭や喘息などをお持ちの方にとっては
快適に冬を乗り越えることができる手助けの一つになると考えられます。
床暖房の種類について
床暖房には「温水式」と「電気式」の2種類があります。
◆温水式
温水式とは、床下に配管を設置し、ボイラーで暖めたお湯を通すことで部屋を温めるタイプで電気式に比べランニングコストが安く立ち上がりが早いのが特徴です。
家にいる時間が長く使用頻度が高い、オール電化を導入している・導入する予定がある場合に適しています。
◆電気式
電気式とは、床下に設置した電熱線ヒーターパネルで温めるタイプで、温水式に比べ導入の初期費用が安く、建物と同等の耐用年数があり基本はメンテナンス不要です。
家にいる時間が少なく、部屋全体よりも部分的に温めたい、屋外に熱源機を置けるスペースがない場合に適しています。
床暖房設置にかかわる初期費用とランニングコストについて
床暖房設置にかかる初期費用(おおよそ)
「温水式」1畳あたり5万円~10万円+ポンプなどの設備費20万円~100万円ほどの
費用がかることが予想されます。
「電気式」1畳あたり5万円~10万円ほどの費用がかかることが予想されます。
ランニング費用に関しましては、
「温水式」1日10時間使用した場合、約3,000円~5,000/月
「電気式」1日10時間使用した場合、約5,000円~10,000円/月ほど。
「温水式」は初期費用が高い分ランニング費用が抑えられ、
「電気式」は初期費用を抑えることができるが、
ランニング費用がかかることが分かります。
床暖房の使用頻度や使用期間、
建物の構造によって床暖房を選ぶことが重要になってくることが考えられます。
メリットとデメリットを踏まえたうえで
ライフスタイルに合った後悔のない選択をしたいですね。
お引越しの際に、
「ご近所さんに配る『挨拶品』といえばどの様なものを用意するのが良いのか」
と質問をいただきます。
近頃、挨拶をしない人も増えてきているようですが、
悪い印象がついてしまう可能性もあるため、
出来る限り挨拶には行ったほうが良いでしょう。
引っ越しの挨拶ギフトの価格帯は、
マナーとして500円~1,000円が相場と言われていますが、
今後のお付き合いの長さも考えて、
1,000円~2,000円くらいの少し価格が高めの
挨拶ギフトを選んでも良いでしょう。
相手が気を使わないよう、
お返しの必要がなく、
受け取りやすい価格帯というのがポイントです!
では、具体的に挨拶品は
どんなものにすればよいのか...
3つをご紹介します。
1.「お菓子」
お菓子は日持ちがして、数の調整もしやすいクッキーを選ばれる方が多いです。
老若男女問わず、苦手な人が少ないというのも良いですね!
2.「タオル類」と「洗剤」
タオルや洗剤は、食品と違って賞味期限を考慮する必要がなく、
どんな家庭であっても使う頻度の高いというのが選ばれることが多いようです。
3.「トイレットペーパー」「ラップ」
日常生活で使う消耗品は、相手の好みに左右されないため、選ばれることが多いようです。
挨拶の際は、初対面の見知らぬ人なので、
日常生活のなかで消えてなくなる
食べ物や消耗品類がおすすめです。
『相手がもらって困らないものを!』
これから長い年月を過ごすことになる地域で、
お互いに気持ちよく暮らすため
引っ越しの挨拶をして、笑顔で新生活をスタートさせましょう!