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木造住宅で湿度が高いのはなぜ?カビや建材劣化を防ぐ湿度対策とは

木造住宅で湿度が高いのはなぜ?カビや建材劣化を防ぐ湿度対策とは

木造住宅の温もりや心地よさは多くの人に愛されています。
しかし、梅雨時や夏場など、ふとした瞬間に「なんだか部屋がジメジメする」「湿気が気になる」と感じることはありませんか。
特に木造住宅では、その構造や素材の特性から、湿気がこもりやすい場面に遭遇することがあります。
今回は、木造住宅で湿度が高くなる理由から、湿気が解消されるまでの期間、そして快適な住環境を保つための具体的な対策までを解説します。

木造住宅で湿度が高いのはなぜか

木造住宅で湿度が高くなる原因は、主にその構造や使用される素材の特性にあります。
木材は、その調湿性によって室内の湿度をある程度安定させる働きを持つ一方で、湿気を吸収しやすい性質も持ち合わせています。
外気の影響を受けにくい構造の場合、室内の湿気が外に逃げにくくなり、こもりやすくなることがあります。
また、新築時においては、建材や構造材に含まれる水分が蒸発する過程で、一時的に室内の湿度が高くなるケースも考えられます。
これらの要因が複合的に作用し、木造住宅特有の湿気を感じさせることがあるのです。

木材の特性と湿度の関係

木材は、その吸放湿性により、周囲の湿度に応じて水分を吸収したり放出したりする性質を持っています。
これにより、ある程度の範囲内では室内の湿度を快適に保つ助けとなります。
しかし、これはあくまで自然な調湿作用であり、過剰な湿気が発生した場合や、換気が不十分な場合には、木材自体が湿気を吸収しすぎてしまうことがあります。
特に、密閉性の高い住宅や、雨が続く時期など、空気の入れ替えが少ない環境では、木材が湿気を帯び、それが室内の湿度上昇につながる一因となります。

新築時の水分が原因となる場合

住宅が新築されたばかりの頃は、建材や構造材、さらには工事に使用された水分などが、まだ十分に乾燥していない状態にあることがあります。
これらの水分が時間とともに蒸発することで、室内の湿度が一時期的に高くなることがあります。
特に、大規模な工事が行われた場合や、特定の建材が使用されている場合など、その程度は異なりますが、住み始めてしばらくの間は、こうした「建材自体の水分」による湿気を感じることが少なくありません。

木造住宅の湿気はいつまで続くのか

木造住宅の湿気がいつまで続くのかは、いくつかの要因によって異なりますが、一般的には住み始めてから一定期間で落ち着いてくることが多いようです。
新築時の建材に含まれる水分が原因であった場合、数ヶ月から1年程度で徐々に乾燥が進み、湿度も安定してくると言われています。
季節によっても湿度の感じ方は大きく変わり、特に梅雨時期や夏場に湿気を感じやすくなる傾向がありますが、秋から冬にかけては乾燥しやすくなるため、加湿が必要になることもあります。

季節ごとの変化と解消の目安

木造住宅の湿気は、季節によってその状況が大きく変化します。
梅雨や夏場は外気の湿度が高いため、室内に湿気がこもりやすく、湿度計が80%を超えるような状況になることもあります。
しかし、一般的に、新築当時の建材に含まれる水分が原因であった湿気は、1年程度で落ち着いてくると言われています。
秋から冬にかけては気温の低下とともに空気中の水分量が減少し、湿度は自然と下がることが多く、場合によっては加湿器が必要になるほど乾燥することもあります。

換気で解消期間は変わる

湿気が解消されるまでの期間は、日々の換気の頻度や方法によって大きく左右されます。
24時間換気システムが備わっている住宅では、常に空気が循環するため、湿気がこもりすぎるのを防ぐ助けとなります。
さらに、意識的に窓を開けて空気の入れ替えを行ったり、扇風機などを活用して室内の空気を循環させたりすることで、湿気の排出を促し、解消までの期間を短縮することが期待できます。
換気を怠ると、湿気がこもりやすくなり、解消に時間がかかるだけでなく、カビなどの問題を引き起こす可能性も高まります。

木造住宅の湿度を抑えるには

木造住宅の湿度を快適に保つためには、日々の生活の中でいくつかの工夫を取り入れることが大切です。
特に、湿気の原因となる水分を効率的に排出し、空気の流れを良くすることが重要となります。

日常的な換気と空気の流れ

最も基本的な湿気対策は、こまめな換気です。
窓を定期的に開けて新鮮な空気を取り入れ、室内の湿った空気を外に逃がすことが効果的です。
特に、料理や入浴後など、湿気が発生しやすいタイミングでの換気は欠かせません。
在宅中は、窓を全開にするのではなく、少し隙間を開けておくことで、空気の流れを保つことができます。
また、収納スペースの扉を開けてこまめに換気したり、扇風機を使って空気を循環させたりするのも有効な手段です。
24時間換気システムがある場合は、適切に稼働させることが大切です。

家具配置や空調の活用法

湿気を抑えるためには、家具の配置も考慮すると良いでしょう。
壁に家具をぴったりとつけず、数センチの隙間を空けることで、壁との間の通気性を保ち、湿気がこもるのを防ぐことができます。
これにより、壁にカビが発生するリスクを低減できます。
また、エアコンの除湿(ドライ)機能を活用するのも有効な手段です。
特に、夏場の蒸し暑さを感じるときには、冷房よりも除湿運転の方が快適に過ごせる場合もあります。
空気清浄機と併用することで、より効率的に湿度管理を行うことも可能です。

高い湿度が木造住宅に与える影響

木造住宅で湿度が高くなりすぎると、快適性が損なわれるだけでなく、建物自体や居住者の健康にも様々な影響を及ぼす可能性があります。
適切な湿度管理は、これらのリスクを回避するために不可欠です。

カビ発生や健康への影響

湿度が高い環境は、カビにとって非常に繁殖しやすい条件となります。
壁、天井、畳、家具の裏など、目に見える場所だけでなく、建材の内部にまでカビが広がる可能性があります。
発生したカビは、見た目の問題だけでなく、特有の臭いを発生させたり、アレルギー症状や呼吸器系の不調を引き起こしたりするなど、居住者の健康に悪影響を与えることがあります。
特に、小さなお子さんや高齢者、アレルギー体質の方がいる家庭では、注意が必要です。

建材の劣化を防ぐには

過度な湿気は、木材をはじめとする建材の劣化を早める原因となります。
木材が常に湿った状態が続くと、腐朽菌が繁殖しやすくなり、構造的な強度を低下させる可能性があります。
また、木材の変色や反り、ささくれなどを引き起こすこともあります。
壁紙が剥がれたり、結露がひどくなったりするのも、高湿度や換気不足のサインです。
これらの建材の劣化を防ぎ、住宅を長持ちさせるためにも、適切な湿度管理が重要となります。

まとめ

木造住宅で湿度が高くなるのは、木材の調湿性や、新築時の建材に含まれる水分などが原因として挙げられます。
湿気が落ち着くまでの期間は、一般的に1年程度が目安とされていますが、季節や換気の頻度によっても変動します。
湿気を効果的に抑えるためには、こまめな換気で空気の流れを保つこと、家具の配置を工夫して壁との間に隙間を作ること、そしてエアコンの除湿機能などを活用することが大切です。
湿度が高い状態を放置すると、カビの発生や健康被害、建材の劣化につながる恐れがあるため、日頃から意識的な湿度管理を行い、快適で健康的な住環境を維持しましょう。

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