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インナーガレージシャッターのメリットデメリットとは?種類や設置費用も解説

インナーガレージシャッターのメリットデメリットとは?種類や設置費用も解説

インナーガレージは、大切な車を雨風や紫外線から守るだけでなく、趣味の空間としても活用できる魅力的なスペースです。
どのように空間を演出し、愛車を守るかを考える際、シャッターの設置は重要な検討事項の一つとなります。
シャッターがあることで得られる安心感や機能性、そしてシャッターを設けないことで生まれる開放感やコスト面でのメリットなど、それぞれの選択がもたらす影響は多岐にわたります。
今回は、インナーガレージシャッターの必要性や、その機能、種類、設置にあたっての注意点について解説します。

インナーガレージシャッターは必要か

車両保護と防犯性を高める

インナーガレージにシャッターを設置することで、車両を雨風や砂ぼこり、紫外線による劣化から守ることができます。
また、シャッターは外部からの視線を遮断し、盗難やいたずらといった防犯面でのリスクを低減する効果も期待できます。
これにより、愛車をより良い状態で長く保つことが可能になります。
さらに、シャッターがあればガレージ内の温度変化を抑えやすく、空調が効いた快適な空間での作業やメンテナンスもしやすくなるでしょう。
工具やタイヤなどの保管場所としても、プライバシーが守られることで安心して利用できます。

開閉の手間や費用がかかる場合がある

一方で、シャッターの設置にはいくつかの考慮すべき点があります。
まず、シャッターの開閉には手間がかかる場合があり、特に手動タイプでは車から降りて操作する必要があります。
また、電動タイプであっても、開閉時には作動音が気になることがあります。
さらに、シャッター本体の購入費用に加えて、設置工事費も発生します。
定期的なメンテナンスが必要となる場合もあり、これらには費用や手間が伴うことを理解しておく必要があります。
換気計画によっては、排気ガスがガレージ内に溜まりやすくなる可能性も考慮し、適切な換気対策を講じることが重要です。

インナーガレージシャッターの機能や種類

操作性や防犯性など機能が豊富

近年のガレージシャッターは、単に開閉するだけでなく、様々な機能が搭載されています。
スマートフォンやリモコンを使って遠隔操作できる電動タイプは、開閉の手間を大幅に軽減し、スムーズな車の出し入れを可能にします。
スピーディーな開閉機能は、待ち時間を減らすだけでなく、排気ガスの排出を効率的に行う上でも役立ちます。
防犯性についても、耐風性能と合わせて強化されており、大切な車やガレージ内の物品をしっかりと守るための性能が向上しています。

巻き上げ式など種類と素材が多様

ガレージシャッターには、スラット(羽根板)を箱状の収納部へ巻き上げる「巻き上げ式」や、天井に沿ってスライドする「オーバースライダー式」、一枚のパネルが跳ね上がる「スイングアップ式」、引き戸のように横に動く「横引きタイプ」など、様々な種類があります。
素材も、リーズナブルで適度な剛性を持つスチール製、軽量で錆びにくいアルミ製、高級感のあるステンレス製、温かみのある木製など、デザインや耐久性、価格に応じて選ぶことができます。
それぞれの種類や素材には、開閉スペースの要件やメンテナンスのしやすさ、外観との調和など、異なる特徴があります。

電動と手動の操作方法がある

ガレージシャッターの操作方法は、主に電動と手動の二つに分けられます。
手動タイプは初期費用を抑えられますが、操作には手間がかかります。
一方、電動タイプはリモコンやスマートフォンアプリで簡単に開閉でき、利便性が非常に高いのが魅力です。
作動音も比較的静かなものが多く、日々の使い勝手を重視するなら電動タイプが適しているでしょう。
どちらを選ぶかは、予算や求める利便性、ライフスタイルに合わせて決定することが大切です。

インナーガレージシャッター設置の注意点

後付けには追加工事や費用がかかる

新築時にシャッターを設置しなかった場合でも、後から追加で設置することは可能です。
しかし、電動シャッターを後付けする場合には、別途電気工事が必要になることが一般的です。
また、既存の照明器具が干渉して使えなくなり、ダウンライトへの変更や壁面への移設が必要になるケースもあります。
換気計画の見直しが必要になることもあり、これら追加工事によって、新築時に設置するよりも費用が高くなる可能性があります。
工事期間中はガレージへの車の駐車ができなくなる点も留意しておくべきでしょう。

固定資産税への影響も考慮する

ビルトインガレージは建物の一部として延床面積に含まれるため、固定資産税の課税対象となります。
シャッターの有無自体が直接的に固定資産税額を大きく変えるわけではありませんが、シャッターに使用される素材や、それらが建物の評価額に与える影響は考慮に入れる必要があります。
一般的には、シャッターが追加されることで建物の資産価値が向上すると見なされ、固定資産税がわずかに上昇する可能性も考えられます。
ただし、最終的な評価は自治体の判断によりますので、詳細については管轄の税務担当者にご確認いただくことをお勧めします。

まとめ

インナーガレージシャッターの設置は、車両の保護や防犯性を向上させる一方で、開閉の手間や費用といった側面もあります。
シャッターの種類や素材、操作方法も多岐にわたり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
後付けの場合は追加工事や費用が発生する可能性があり、固定資産税への影響も考慮が必要です。
ご自身のライフスタイル、愛車へのこだわり、そして予算と照らし合わせながら、シャッターの有無や仕様を慎重に検討することが、快適なガレージ空間を実現する鍵となるでしょう。

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